男性不妊症
男性不妊症の原因には、精巣(睾丸)で精子を造る機能に障害がある造精機能障害や精神的な問題により起こる勃起障害、あるいは本来射精されるべき精液が膀胱へ逆流してしまうような射精障害(逆行性射精)などの性機能性障害や精子の通路が塞がっている閉塞性無精子症のような精路通過障害などがあります。
男性不妊症治療の目的は、まずこれらの原因を診断し、その原因に応じた治療を専門的に行うことが必要となります。
◆ 受診について
結婚から2年以上経過しても妊娠が成立しない場合、1度受診されることをお勧めします。
男性側も適切な診察を受けて頂ければ、不妊症の原因究明が早期に行えて、適切な治療法を選択することが可能となります。
以下のような症状のある方は、早めに受診させることをお勧めします。
◎ 精巣(睾丸)に水が溜まったことがある
◎ 精巣(睾丸)を強く打撲して腫れたことがある
◎ 精巣(睾丸)を降ろす手術を受けたことがある
◎ 尿道炎、前立腺炎、副睾丸炎に罹ったことがある
◎ そけいヘルニア(脱腸)の手術を受けたことがある など
◆ 治療について
一般不妊検査ではホルモン検査、精液検査などを行っております。