お子様の泌尿器科疾患
小児泌尿器疾患の診断と治療を行います。
お子さまの症状で気になることがあればお気軽にご相談ください。
◆ 包茎
おちんちんの先端が、かわ(包皮)に覆われた状態を包茎といいます。
思春期前のお子さまは、かわ(包皮)で覆われている状態が普通なので自然に放っておくと成長と共に自然にむけることがほとんどですが、以下の症状があるお子さまは一度泌尿器科専門医に相談されることをお勧めします。
◎ おしっこをしている時、尿がおちんちんの皮にたまり風船のように膨らんでおしっこが出にくい
◎ おちんちんの先が赤く腫れる
◎ おちんちんの先から膿がでる
◎ おしっこの線が細くて出にくい
◎ 思春期を過ぎても包皮で亀頭がおおわれている(真性包茎)の状態である
◆ 夜尿症(おねしょ)
まだ成長途中の4歳~5歳くらいまでのおねしょは心配ありません。
小学校にあがってもおねしょが続く場合は、「夜尿症」と呼んでいます。身体に悪影響を及ぼすわけではないので放置して自然に改善していくのを見守られる場合が多いですが、お子様自身は小学校に入りおねしょをしてしまうことで自信を失い心身のストレスをかかえることでかえって改善を遅らせることにもなりかねません。
夜尿症は、今日明日すぐによくなるものでもありませんので、あきらめず・あせらず・怒らず根気よく対処していくことが大事です。
治療は、排尿記録をつけていただき生活指導と内服薬で症例に応じて根気よく治療していきます。