健康診断
入学・入社前の各種健康診断についてお気軽にご相談下さい。
現代は予防医学の時代です。生活習慣病は早期発見が大切であり、生活習慣病と呼ばれる病気の多くは症状が現れてからでは治療が困難です。
生活習慣病にならないためには、健康な時の心がけ、そして自分の健康状態をチェックするために定期的に健診を受けることが大切です。
生活習慣病とは、食事の偏りや運動不足、飲酒、喫煙、ストレスの蓄積など、自分自身の生活習慣を見直すことで予防できる疾病のことをいいます。ガン・心臓疾患・脳卒中の他に高血圧、動脈硬化、糖尿病、肝臓や腎臓の病気など、30~50代の働き盛りの人に多く発症します。
これといった自覚症状がない厄介な生活習慣病を予防する為には、年1回健診を受けることで、早期発見・早期治療することができます。 進学・就職などで健康診断書の必要な方、または特定健康診査(特定検診)や職場での健診を受けなかった方、受けられなかった方はぜひお気軽にご相談下さい。
検査項目 | 検査内容 | |
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内科診察 | 問診、視診、打診、聴診、触診 | |
身体測定 | 身長、体重、胸囲、BMI | |
聴力検査 | オージオグラムによる聴力検査 | |
眼科 | 視力検査、色覚検査(希望者) | |
呼吸器 | 胸部レントゲン | |
循環器 | 血圧測定、心電図 | |
消化器 | 便潜血(2日法) | |
尿検査 | 蛋白、糖、ウロビリノーゲン、潜血、沈査 | |
骨密度測定 | レントゲン検査 | 血液検査 | 血液一般 | 赤血球数、白血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板数 |
血液型 | ABO式、RH因子 | |
肝機能 | 総蛋白、アルプミン、TTT、ZTT、AST(GOT)、ALT(GPT) | |
γ-GTP、ALP、ビリルビン、LDH | ||
膵機能 | アミラーゼ | |
腎機能 | 尿素窒素、クレアチニン、Na、K、Cl、尿酸 | |
脂質代謝 | 総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール | |
LDLコレステロール | ||
糖代謝 | 空腹時血糖、HbAlc | |
ウイルス検査 | HBs抗原、HCV抗体 | |
炎症・免疫検査 | CRP定量、リウマトイド因子(リウマチ因子) | |
総合判定 | 総合判定、生活指導 |
入社健診
入社健診項目表
入社健診 (14時開始のみ) 平成20年法定項目表 | ||
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一般検査 | 問診 | 既住歴及び業務歴の調査 喫煙歴及び服薬歴 自覚症状及び他覚症状の有無の検査 |
身体測定 | 身長・体重・腹囲 | |
視力測定 | 右・左 | |
胸部レントゲン撮影 | 直接 | |
血圧測定 | 最高・最低 | |
尿検査 | 蛋白・糖 | |
血液検査 | 内科診察 | - |
聴力検査 | オージオメーター・1,000Hz・4,000Hz | |
心電図測定 | 安静時 | |
貧血検査 | 血色素量・赤血球数・白血球数・ヘマトクリット | |
肝機能検査 | GOT・GPT・γ-GTP | |
脂質検査 | T-Cho・TG・HDL-Cho | |
血糖検査 | 空腹時血糖,HbA1c … 11,025円 |
風邪などのお薬をご希望の方は、健診時にお気軽にご相談下さい。
併設の一般外来(院内薬局)でお薬を処方します。
ご希望の方は保険証をご持参下さい。
予防接種
乳幼児から大人まで接種できます。(ワクチンによっては、年齢制限があります。)
◆ 子宮頸がんワクチンの定期予防接種について
子宮頸がんワクチンが定期予防接種となりました。
対象の方は無料で受けることができます。(予約制)
子宮頸がんは、ワクチン接種で予防ができる唯一のがんです。
しかし、ワクチンは全部の原因ウィルスに対応はできません。
がん検診と組み合わせて、予防対策をしましょう。
対象の方など詳しくは『品川区健康保険課:ホームページ』をご覧下さい。
◆ 当院でのワクチン接種について
麻しん風しんワクチン、破傷風ワクチン、A型肝炎ワクチン等、海外旅行時に推奨されているワクチンも行っております。
◆ 予防接種を受けられない方
◎ 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などで治療を受けている方
◎ 発育が悪く、医師や保健師の指導を継続して受けている方
◎ 未熟児で生まれ、発育状態の悪い方
◎ 風邪などのひきはじめと思われる方
◎ 予防接種後2 日以内に発熱や発疹、蕁麻疹などアレルギー症状がみられた方
◎ 投薬を受けて体に異常(皮膚に発疹が出るなど)をきたしたことのある方
◎ 今までにけいれんを起こしたことがある方
◎ 過去に中耳炎や肺炎などを患い、免疫状態を検査して異常を指摘された方
◎ ワクチンに含まれる成分(卵や抗生物質、安定剤など)のアレルギーがある方
※上記内容に一つでも当てはまる方は一度ご相談ください。
◆ インフルエンザについて
インフルエンザの全般的な症状
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。
症状としては、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併することもあり、特に高齢者や慢性疾患患者は重症化することが多いのが特徴です。
費用
インフルエンザ予防接種 | 3600円 |
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予防接種を受けることが出来ない方
◎ 本人の接種意思を確認できない場合
◎ 明らかに発熱のある方(37.5℃以上)
◎ 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
◎ 過去に、インフルエンザ等の予防接種、卵等によって、アナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難、
血管浮腫等)を起こしたことが明らかな方
◎ 過去に、インフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発見の見られた人及び全身性発疹等のアレルギーを
思わす異常が見られた方。※接種日の翌日までに37.5℃以上の発熱があった場合
◎ その他、医師が不適当な状態と判断した場合
◎ 予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方
◎ 心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障がいのある方
◎ ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいのある方